本種をウガンデンシスオオツノカナブンと呼んでいましたが、正式名称は
「クビワオオツノハナムグリ亜種ウガンデンシス」のため、今後はハナムグリの方で呼んでいきます。
ハナムグリとカナブンの境界線が未だに定まっていないsatoMiです。

2019年7月
11月から産卵セットをはじめました。
室温をヘラクレスに合わせているので、20℃というなかなか冷温な中、60頭程の幼虫がとれ、急激な成長を見せてくれています。
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重さにして35g~40g程。
ヘラクレスの3齢初期程の重さです。
大量のこいつが背中で這う動画は、上官に、ある意味大人気でした。
最近は色んな昆虫が出てきて、虫が出るとしょっちゅう部隊の皆から私にお呼びがかかるようになってきました。
班長も虫好きな方で、仕事が終わると樹液の出る木まで一緒に行ったり、ハナムグリを見つけると私以上に喜んで下さいます。本当に嬉しいです。
…話が逸れました。

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繭玉も5個程確認しました。
孵化から約7ヵ月で繭玉なので、中々いいペースです。
そしてシロヘリとは桁違いの大きさで、化け物味があります。
↑の丸くなっている幼虫は、もしかしたら繭玉を作っていた最中だったかも知れません。

大ケースに15頭ずつ程、ヘラクレスで出た古マットで飼育していましたが、最大で42gまでの個体がいました。
古マット&集団飼育でここまで伸びてくれるのか…と、ウガンのポテンシャルに感動しながら、
さらに感動するであろう羽化を待ちます。

基本的にカナブン、ハナムグリの類の活きの良さってカブトクワガタとは比にならないですよね。
大型カブトなんかは基本呑気に餌を食べ続けていますが、ウガンに至ってはもう、
ビクビク、あ、餌だ、食べよう。ビクビク、あ、飛ぶかブゥーーーンあ♀だ交尾せねばバキバキ…
みたいな、とてつもなく生き急いでる感じがあります。
短期間で大型に羽化するには、やはり生き急ぐ必要があるのかも知れませんね。
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種親。青味の強い80mm超え、出ないかなぁ…。