令和元年のヘラクレス種親その2である、
MICHE(ミーシェ)
角曲がり状態で胸角率が66%あるミーシェちゃん。
種親♂その② MICHE
()内の値は、角曲がりでなかった場合の数値です。
・全長:145mm(150mm)
・胸角長:96.7mm(101.7mm)
・胸角率:66%(67.8%)
・胸角変化率:31.8%
↑(胸角突起前÷胸部幅)
・胸角突起前:11.3mm
・前胸部:35.5mm
最大幼虫体重は、100g前後とのこと。
本個体は、基部と突起部は張り出し、先端にかけて細くなっていく特徴あり。
↑前胸部が狭いので、よりそう見える。
前胸部に占める胸角突起の割合が31.8%と高い。
(皆様もご自身の個体を前胸部÷胸角突起前で計算してみて下さい。31.8%を越える個体はあまりいないかと思います。)
上から見た胸角は太め、横から見ると細め→「かまぼこ」型(K-7さんがTwitterで仰っていた言葉をお借りしています。)
幼虫最大体重100g前後から150mm、胸角率67.8%の個体が羽化したことを考えると、これ以上の体重はほぼ全て角にまわるのではないか?
ヤフオクにて3800円で落札。
この特徴だらけのMICHEは、せめて3♀くらいは掛けたかったのですが、早々と亡くなってしまい…。
唯一掛けた♀が
23Aライン。
AOUB ×RUOGN-FF 74mm
chaserさんのガレージセールで購入した♀。
同腹170mm越えの個体もブログにて紹介されていた。
モンスターがたくさん生まれるぶん、不全率も高めらしい。
ペアリングは一度だけであったが、現在かなりの数産んでいる。初期ロットは続々と孵化し始めている。
血が薄くなったことも関係しているのかも?
【このラインの期待】
♂のように高胸角率に、♀の太さが加わって欲しい。
♂に関しては無血統なので、♀との血の繋がりは無いか、とても遠いだろうと考えられる。
長さ要素、太さ要素、高胸角率要素、高還元率要素、前胸部小さめ要素等、ワクワク要素詰め合わせ。
最後に、隠し子について。
隠し子を公表する時点で全く隠し子ではないのだけれど。
ブログで紹介されていた、170mmupで突起前13mmある美麗個体と血が近い(その個体はCUU68Aでした)。
♂親には、うちにもたくさんいるAOUBの血と、OAKS T-115の血が混じっている。
現在2齢ながら小ケースで21-22℃にて個別管理中。
次の交換は3齢初期での交換が楽しみです。
どうなることやら…。
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